子どもたちが薬物乱用の恐ろしさを学ぶ教室が3日、愛媛県愛南町御荘平城の御荘中学校であり、3年生89人が危険ドラッグやアルコール依存症について知識を深めた。
南宇和ライオンズクラブが青少年の健全育成のため開き、クラブ会員で県薬物乱用防止指導員の富岡浩一さん(48)が講師を務めた。
富岡さんは危険ドラッグにはお香やアロマオイルなどいろいろな種類があり、一度でも使うと命にかかわる副作用が出ることもあると説明。幻聴が聞こえるほどのアルコール依存症に悩まされた自分の体験を話し、「ちょっとだけの気持ちが取り返しのつかないことになる」と、薬物やアルコール依存の危険性を訴えた。